カラオケ地蔵お目見え 境町の商店街、13日開眼式
カラオケ愛好者の聖地となるか-。境町の商店街に、マイクをなでて歌唱力向上を祈願する「カラオケ地蔵」がお目見えした。創立40周年を迎えた演歌・歌謡曲の音楽専門店「楽園堂」が同町の店頭に建立。開眼式が13日午前10時半から、地蔵前で開かれる。新たな町歩きのスポットとしても期待されている。
地蔵は背丈約1メートルで御影石製。マイクを握り締め、気持ち良さそうに歌う姿をしている。同店では歌唱力向上だけでなく商売繁盛、無病息災にも御利益があるとしている。常総市の山崎石材店が制作した。
アイデアは同店2代目の荒川健史さん(38)が出した。同店は演歌・歌謡曲のCDやレコードを販売し、カラオケ店も開いている。交流があり同様の地蔵を店頭に設けている兵庫県三田市の「レコードショップ ひらせ」の平瀬允雄さんから地蔵設置の着想を得た。
荒川さんは「カラオケの好きな人が増え、ブームが続いている。もっと楽しく町を盛り上げ、『日本の魂』ともいわれる演歌の魅力を伝えたい」と話している。
開眼式には演歌歌手の永井裕子さんや小桜舞子さん、小笠原あいみさんらが駆け付ける。同日午後3時から、同町のエコス境SCでミニ演歌コンサートも開かれる。入場無料。問い合わせは楽園堂(電)0280(86)6503。
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