コロナ収束 願い込めて 大田原、あすまで七夕飾り

下野新聞
2020年7月6日

 【大田原】市産の真竹に子どもたちの願いをのせた七夕飾りが7日まで、中央1丁目のトコトコ大田原・吹き抜けフロア「光庭」に設置されている。

 七夕飾りは、施設を管理する大田原まちづくりカンパニーの高橋彰(たかはしあきら)さん(40)が中心となって2014年から行っている。今年は市内の全放課後児童クラブから、短冊約2千枚と折り紙飾り約1万5千枚が集まった。大田原商工会議所青年部が準備した真竹計26本に、ぎっしりと飾られている。

 今年は疫病退散の御利益があるとされる妖怪「アマビエ」や、宇都宮市で無病息災の信仰がある「黄ぶな」のモチーフなど、新型コロナウイルスの収束を願う飾り付けが目立つ。子どもたちの短冊にも「早くコロナが終わりますように」「家族が元気で過ごせますように」などの願いが多く書き込まれている。

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