白と緑、彩り鮮やか ハンゲショウが見頃 那珂

茨城新聞
2020年6月26日

 那珂市東木倉の「清水洞の上公園」で、ハンゲショウが見頃を迎えている。葉の表面がおしろいを塗ったように純白に変化し、小さな花とともに、公園を訪れた人を楽しませている。見頃は7月上旬まで。
 
 ハンゲショウはドクダミ科の植物。名前の由来は、夏至から11日目の「半夏生(はんげしょう)」の頃に開花し、葉が白色の「半化粧」しているように見えるからといわれる。4年前、公園の管理運営を担う「清水洞の上自然を守る会」のメンバーで同所、江幡澄夫さん(87)が3本の苗を植えた。現在は勢いを広げ、公園の一角を白と緑のコントラストで彩っている。
 
 江幡さんは「清潔感を感じる植物で、目立つため訪れる人は足を止める。ぜひ公園に見に来てほしい」と話した。

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