現代美術ギャラリー2カ月半ぶり再開 水戸芸術館 所管作品で展覧会 

茨城新聞
2020年6月20日

水戸市五軒町の水戸芸術館は19日、新型コロナウイルス感染対策で利用停止していた「現代美術ギャラリー」を約2カ月半ぶりに再開、同館の所管作品による展覧会「ひかりといのちのある風景」が始まった。7月31日まで。入場無料。

同展は、同館が所管する200作品ほどの中から、11人の作家の絵画や写真、インスタレーションなど25点を紹介している。同館担当者によると、「何げない日常への深い観察のまなざし」を感じさせる作品を選んだという。

杉山知子さんの絵画作品「each-all」は、大樹の周りに幾つもの家が連結して描かれた温かみのある作品。長澤英俊さん(故人)の「花々のくに」は、木や金属などを組み合わせた柵のような形態のインスタレーション。

このほか、5月末に84歳で死去した現代美術家、クリストさんが1991年に日米両国で展開した「アンブレラプロジェクト」に関わる素描なども追悼を込めて展示。併せて、同館の臨時休館中に終了した森英恵展の会場風景の映像も流している。

同館現代美術センターの井関悠学芸員は「過去に取り上げた作家の作品なので、懐かしんだり、当館の歩みに思いをはせて見てもらえれば」と話した。

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