イチゴ列車で「元気に」 真岡鉄道が新ラッピング きょうから運行

下野新聞
2020年5月15日

 【真岡】真岡鉄道は15日から、イチゴのデザインと新型コロナウイルス感染拡大防止メッセージをラッピングした列車を運行する。

 市情報政策課が市の名産であるイチゴなどをPRしようと企画。車両は、両側面全体が鮮やかな赤や緑でデザインされた「イチゴ列車」となっている。感染拡大防止を願い「家にいるただそれだけでいい」というメッセージも入れた。

 窓には市イメージキャラクター「もおかぴょん」や「コットベリー」、市応援アニメキャラクターの春崎野乃花(はるざきののか)が顔をのぞかせる。車内にも市が制作した絵本の絵柄などがちりばめられているという。

 担当した同課の佐々木彩葉(ささきあやは)さん(28)は「ウイルスは予断を許さない状況だが、見た人が少しでも元気になれば。車内も真岡の雰囲気が感じられるので収束したら乗ってほしい」と話した。

 同鉄道によると、15日は下館-茂木駅間を3.5往復する予定という。

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