黄色い楽団 春の歌披露  那須塩原 ラッパスイセン

下野新聞
2020年3月26日
園内を黄色に染めるラッパスイセン

 那須塩原市沼野田和の東那須野公園で、愛らしいラッパスイセンの花が、見頃を迎えている。3連休最後の22日は来園者が黄色に彩られた斜面を歩きながら、春の陽気を楽しんでいた。

 同市商工会東那須野支部によると、園内にはスイセンが約13万本ある。今年は例年より1週間ほど早い3月上旬に咲き始め、現在は全体の5割ほどが開花。4月上旬まで楽しめるという。園内には白梅が咲いており、4月上旬には桜も見頃になるという。

 青空が広がったこの日は、春服を来た来園者が写真撮影をしたり、親子で散歩をしたりして満喫していた。大田原市市野沢、自営業萩原美栄(はぎわらよしえい)さん(68)は「天気も良く、花も見頃。コロナウイルスで最近は外出しづらかったから、いい気分転換になる」と話した。

 4月5日に開催予定だった「みね山花まつり」は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止した。

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