SL内外に忍者や泥棒 日光 「大樹」と江戸村コラボ
下野新聞
2020年2月25日
【日光】東武鬼怒川線で22日、沿線のテーマパーク「江戸ワンダーランド日光江戸村」とコラボレーションしたSL「大樹(たいじゅ)」の運行が始まった。車内外に忍者や大泥棒がお目見えし、乗客を楽しませた。3月8日までの土日祝日に開催される。
SLの車内や沿線の駅、田畑などに江戸村の“住人”が次々と現れ、寸劇が繰り広げられる催し。冬の日光を盛り上げようと昨年に続いて企画された。
新型コロナウイルス対策として車内除菌などが行われる中、鬼怒川温泉駅へ向かうSLでは、忍者が手裏剣型の記念乗車証を配ったり、沿線に出没した敵の忍者と対決したりしながら、満員の乗客を盛り上げた。
一方、下今市駅行きのSLには「鼠(ねずみ)小僧」や「石川五右衛門」が登場。窓の外では、車内の大泥棒を走って追い掛ける役人や馬に乗った武将が突然現れ、乗客は大喜び。鬼怒川温泉駅前広場では寸劇も人気を集めた。
家族4人で乗った千葉県八千代市、小学2年松久真太朗(まつひさしんたろう)君(8)は「外の忍者と戦っているところが楽しかった。SLが好き」と話した。
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