春を行く上電 大胡でイベント 前橋

上毛新聞
2017年4月26日

沿線住民や鉄道ファンに楽しんでもらおうと上毛電鉄は23日、前橋市茂木町の大胡電車庫を開放して多彩なイベントを開催、大勢の家族連れでにぎわった。
倉庫内のレール上を走る軌道自転車の乗車体験は、来場者の列ができるほどの人気。屋外では、車両が進む方向を切り替えるレール設備を動かしたり、お目当ての展示車両の写真を熱心に撮影していた。
中央前橋―西桐生駅間では、普段は貸し切りのみで使われている「デハ101」の臨時運行も行われた。
都内から友人と来た中学2年の吉田太陽さんは「京王井の頭線で使われていた車両が上電にあって、その写真を撮りたくて来た。間近で見られて最高」と満足そうだった。

 

【写真】噴煙たなびく浅間山をバックに上毛電鉄上泉―赤坂駅間を走るデハ101

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