ゆめポーク、まさに夢の味 【県南グルメ 今夜のごちそう】(83)麦豚100%おろしハンバーグ Dining Cafe サラード(栃木)

下野新聞
2020年2月17日

 母親に夕飯の献立を聞いて「ハンバーグ」と返事が来た時、「よし!」と心の中でガッツポーズをしたことがある人は多いだろう。

 でも、家庭では味わえない「本格派」のハンバーグを食べたい日もある。その願いはここでかなう。

 麦豚100%おろしハンバーグ(税別950円)は県産ブランド豚のとちぎゆめポークを100%使用。200度の熱風と蒸気で一気に焼き上げるため、「これでもか」というほど、たっぷりと肉汁が凝縮。ひと口食べれば豚特有の甘みがさっぱりとした大根おろしとからまり、まさに「夢」のような味わいだ。

 仕込みにもこだわる。店主須田奈津子(すだなつこ)さん(37)の夫悠太(ゆうた)さん(32)を中心にシェフたちが丹精込めて手でこねる。余計なものは何も加えず、奈津子さんも「肉本来の味を楽しめる自慢の一品」と太鼓判を押す。

 2014年にオープン。須田さんの両親が店の隣で花屋を営んでいるため、店内は四季折々の花々で彩られており、女性客も多いそうだ。

 自家製ローストビーフ(税別1千円)なども人気。「本格派」を味わって、つい心の中でガッツポーズをしてしまった。

 【メモ】栃木市城内町2丁目23の6。午前11時半~午後3時、午後6~10時(ラストオーダーはそれぞれ午後2時半、9時)。木曜定休。(問)0282・21・7880。

地図を開く 近くのニュース