沼原湿原 広がる秋 草紅葉始まる
下野新聞
2019年9月30日
【那須塩原】板室の沼原(ぬまっぱら)湿原で群生する植物が色づく草(くさ)紅葉(もみじ)が始まり、秋の訪れを告げている。
那須連山の西端に位置し標高1230メートル、東西約250メートル、南北約500メートルに広がる沼原湿原。駐車場から登山道を15分ほど歩くと、遊歩道が整備された湿原に到着する。
晴れ間が広がった25日は、黄色に染まり始めたヤマドリゼンマイやヌマガヤが見られた。宇都宮市川田町、アルバイト大畑美樹(おおはたみき)さん(44)は「草や木々が少し色づいていて、秋が来ていると感じた」と話していた。市板室自然遊学センターによると、見頃は10月中旬から下旬になる見込み。(問)同センター0287・69・0231。