地元食材で新料理 「つむじ」9周年 中之条

上毛新聞
2019年7月12日

 中之条町のふるさと交流センター「つむじ」の開設9周年に合わせた新メニューのお披露目会が7日、同所で開かれた。コロッケやスープなど11品が振る舞われ、関係者ら約20人が地元食材の新たな魅力を味わった=写真左。

 新メニューはガパオライスとラビオリの2品=同右。地元の「なめみそ」とキュウリを使ったガパオライスは、優しい味わいでみそのおいしさが際立つ。ラビオリは地元養鶏場で採れた卵のソースが主役。卵と生クリームでシンプルに仕上げ、深い味わいを感じられる。

 銀座のイタリア料理店でシェフを務める前橋市出身の浜本拓晃さん(32)が考案。食材の魅力を引き出せるようにと、生産者を訪れてアイデアを練った。浜本さんは「中之条は野菜やハーブなど食材が豊富。食材の良さを引き出せるように仕上げた」と話した。

 新メニューは併設するカフェで8月24日から提供。いずれも1080円(税込み)。