マンゴー赤々はちきれそう 宇都宮 収穫始まる

下野新聞
2019年7月3日

 南国フルーツの一つ、マンゴーの収穫が、宇都宮市今里町の手塚農園で始まった。赤く色づいた実が園内を彩っている。

 同園は実が熟すと枝から落ちる「アップルマンゴー」や摘み取って完熟させる「キーツマンゴー」など4種類を栽培。約1300平方メートルのビニールハウス内は甘い香りが漂う。

 2日は「アップルマンゴー」の収穫を行い、同園経営手塚安則(てつかやすのり)さん(64)と妻の敏子(としこ)さん(62)が落下防止用ネットに落ちた実を手際よく集めていった。

 収穫は8月中旬まで続き、同所の直売所などで販売する。敏子さんは「ことしは花が多く実の出来がよい。繊維質が少なく、すっきりした甘みのマンゴーとなった」と話していた。