形良く甘さ閉じ込め ブドウ収穫期 栃木の農家
下野新聞
2019年6月4日
県内有数のブドウ産地である栃木市内で、ブドウが収穫期を迎えた。同市岩舟町静、富山孝男(とみやまたかお)さん(62)方はビニールハウス内でシャインマスカットや巨峰などを栽培。紫と緑の鮮やかなコントラストがシーズン到来を告げている。
3日は早朝から夫婦で収穫作業を行った。収穫後もおいしく安全なブドウを提供するため、果実のチェックに余念が無い。収穫期は7月下旬にかけて続き、最盛期は今月中旬頃という。ブドウはJAしもつけを通して県内外で販売される。
富山さんは「今年は雨量が少なかったため、おいしく育つ環境が整っていた。糖度が高く、形の良いブドウが完成した」と胸を張った。