やよいひめパフェを原宿で 群馬県がカフェと開発

上毛新聞
2019年3月9日

 群馬県育成品種のイチゴ「やよいひめ」の魅力を首都圏でPRしようと、群馬県が東京・原宿のカフェ「ZipZap」と開発したパフェ「やよいひめのストロベリーボンボン」のお披露目会が7日、同店で開かれた。パフェは9~15日、同店で1日15品ずつ限定販売(1500円)する。

 イチゴのゼリーとジュース、生クリームの上に10個のやよいひめなどをのせ、鮮やかな赤い花が咲くイメージを表現した。大粒で切断面が美しく、甘さと酸味のバランスが良いやよいひめの特長を生かした。

 やよいひめは県いちご品評会で最高賞の知事賞を2年連続で受賞した金井繁正さん(40)=高崎市=が提供している。

 お披露目会には都内のメディア関係者らが集まり、金井さんやぐんまちゃんがアピール。金井さんは「先端からおしりまで甘くすることにこだわり、土や苗づくりに取り組んでいる」と説明した。県ぐんまブランド推進課の新井薫課長は「名前の通り春が本番のイチゴ。ぜひ味わってほしい」とPRしていた。