寒暖差に耐え甘く 那須塩原でレンコン収穫

下野新聞
2019年2月19日

 県内では珍しいレンコンの収穫が那須塩原市高林、農業人見公也(ひとみこうや)さん(25)方で行われている。

 父の一也(かずや)さん(59)が15年ほど前に栽培を始めた。

 晴天となった18日は、家族3人で深さ50センチほどの泥水に漬かりながら作業を開始。レンコンは、ホースから出る水の勢いで土を掘り起こしながら、浮かべた舟に次々と収穫された。

 公也さんは「那須塩原は昼夜の寒暖差が大きく、甘みが強く育つ。知名度が低いので多くの人に食べてもらいたい」と話していた。収穫は3月まで続き、市内の農産物直売所などに出荷される。