味は二社一寺の“お墨付き” 日光手打ちそばの会、輪王寺から認定証

下野新聞
2017年2月15日
輪王寺へそばを奉納した会員と僧侶たち

 【日光】市内のそば店約90軒でつくる「日光手打ちそばの会」は、冬季に生産する「日光氷温寒熟そば」を山内の日光山輪王寺へ奉納し、輪王寺からこのそばを推奨する認定証を授与された。同会は昨年、日光東照宮と日光二荒山神社からも認定証を受けており、これで世界遺産二社一寺の“お墨付き”が全てそろった。同会は「胸を張って提供できる。食で世界遺産を支えたい」としている。

 同会はそばの生産から商品化までを一貫して手掛け、季節ごとの商品を取りそろえている。昨年は夏の新そばを二荒山神社に、秋そば「日光あおい蕎麦(そば)」を東照宮に奉納し、それぞれのそばを推奨する認定証を受けた。

 奉納式は13日、輪王寺護摩堂で行われ、法要の後、同会の我妻一義(わがつまかずよし)会長(62)と会員5人が自慢のそばを納めた。続いて輪王寺の今井昌英(いまいしょうえい)総務部長(59)が認定証を授与した。

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