わらアート6体“出張” 3月末まで猿ケ京温泉に みなかみ

上毛新聞
2019年1月7日

みなかみ町のたくみの里で昨年展示されていたわらアートが、同町猿ケ京温泉の猿ケ京関所跡の屋外展示スペースに“出張”した。雪の中にたたずむわら製の獅子、ゾウ、釈迦如来像、SLなど6体が温泉客らの目を楽しませている。
2年目となった同里での展示は、今年の干支(えと)にちなみ、イノシシの親子のわらアートが年賀状用の写真撮影で人気を集めるなど全国的な話題になった。問い合わせが相次いだことから、さらに多くの観光客に見てもらおうと、「わらアートが湯治にお出掛け」と銘打ち、12月28日から同温泉で展示している。
同町の祖母を訪ねていた盛岡市の笛木理央さん(9)と梓帆(しほ)さん(6)姉妹は「全部がわらで、形になっていてすごい」と興味深そうに見ていた。
親イノシシは同里に残り、子イノシシが7日以降に同温泉に移る予定。作品は3月末まで展示し、その後“里帰り”するという。
問い合わせは猿ケ京温泉やど倶楽部(くらぶ)(☎0278・66・0186)へ。