古河 幸多き年、七福神に願う ゆかりの寺社10カ所巡る
茨城新聞
2019年1月7日
本年も幸多き年でありますように-。古河市の新春恒例「第13回古河七福神めぐり」が6日行われ、大勢の参拝者が城下町風情が残る街並みを散策しながら、七福神にゆかりのある寺社10カ所で1年間のご利益を願った。
年始めに福を呼び込んでもらおうと、市観光協会(野村久男会長)が主催。JR古河駅西口前を起点に、旧日光街道周辺に点在する寺社を巡る4・5キロを2時間で回る。参拝者は年々増加し、この日も朝から親子や家族連れが集まった。
各寺社で列を作った参拝者は、本殿に手を合わせて家内安全などを祈願。参拝後はスタンプを押した台紙を手に笑顔を見せた。毘沙門天(びしゃもんてん)を祭る秋葉神社(同市本町2丁目)や大黒天を祭る神明宮(同)などでは、地元の自治会や関係者が甘酒やおしるこを振る舞ってもてなした。
初参加の同市サッカー少年団「古河SS」の前田來遠君(10)は「皆と全国大会出場をお願いした。ご利益を得るために練習したい」と決意。毎年参加しているという同市大堤、尾花晴雄さん(72)は「健康が第一」と、孫を見ながら健やかな成長を願っていた。
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