「一番竿」長さ競う 12月1日、古河提灯竿もみまつり

茨城新聞
2018年11月26日

12月1日開催の「第158回古河提灯(ちょうちん)竿(さお)もみまつり」(古河市観光協会主催)をアピールする「一番竿」が25日、JR古河駅西口前のおまつり特設会場で行われ、参加する市内16団体が今年取れた竹の長さを競い合った。

一番竿はまつりに先立ち、持ち寄った真竹の長さ自慢をして、まつりの機運を高めるために行われている。長さを測った竹は提灯を付けて会場に設置され、当日まで電灯がともされる。今年最も長かったのは七軒町の23・0メートルで、斎藤満実行委員長(81)によると「過去最長」。2位に横山町の21・0メートル、3位に鳶一番組の20・2メートルが続いた。

20・15メートルを記録した下三自治会の田口勝己さん(75)は「20メートルを超えて良かった。競技もみでは優勝に向けて、若手の頑張りに期待したい」と話した。

まつりは長さ約20メートルの竹竿に提灯を付け、参加団体が互いにぶつけて、ろうそくの灯火(ともしび)を消し合う同市の冬の風物詩。1日午後4時15分の子どもパレード出発を皮切りに、子ども部門や大人部門(競技もみ、自由もみ)が行われる。

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