味抜群、とちおとめ JAかみつが、19年産初出荷

下野新聞
2018年10月9日

 2019年産(18年秋~19年春)の県産イチゴ「とちおとめ」が4日、鹿沼市奈佐原町のJAかみつが南部営農経済センターから初出荷された。5日に東京・大田市場で競りにかけられる。

 午前11時ごろ、鹿沼市油田町(あぶらでんまち)、農業小曽根正雄(おぞねまさお)さん(71)が箱詰めしたイチゴ100パック(約30キロ)を搬入した。JAかみつがの職員はイチゴに傷がないかなどの出荷前の最終チェックをした後、梱包(こんぽう)作業を行った。

 県産イチゴの初出荷は昨年より6日早い。小曽根さんは暑さが和らぐ曇りの日を狙って、苗を定植したという。「今年は天候不順に見舞われ大きさは昨年よりも小ぶりだが、味は抜群だ」と話していた。

地図を開く 近くのニュース