彼岸向け小菊出荷 石岡、収穫・箱詰め大忙し

茨城新聞
2018年9月16日

秋の彼岸に向け、お供え用の小菊の出荷がピークを迎えている。県銘柄産地の指定を受ける石岡市では連日、生産者が収穫や箱詰めなどに追われている。

同市石川の小松崎敏雄さん(71)方では早朝から刈り取り作業を行っている。「気温の低い朝と夕方は、茎や葉に水分が多く含まれているので日持ちする。1時間でも早く起きて収穫しないと間に合わない」と小松崎さん。開花時期を調整し、つぼみが色づき始めたものから次々に刈り取っていった。

小菊は一本ずつ丁寧に形を整え箱詰めし東京・大田市場を中心に全国に出荷される。

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