夏の熱闘クールに JAはが野井頭直売所 イチゴ、ナシのスイーツ2種 新開発 投票受け付け中

下野新聞
2018年8月23日

 【真岡】管内の有力産品をアピールし地域活性化に役立てようと、JAはが野はイチゴとナシを使ったスイーツ2種を新開発、31日まで上大田和の井頭フレッシュ直売所で提供し、「スイーツ決戦」の投票を受け付けている。ソースや素材を温かく仕上げ、アイスクリームと組み合わせて「アツくてクールな戦い」と銘打ちイベントを盛り上げている。

 管内はイチゴの生産量日本一であるほか、ナシも県内有数の産地。同JAによると、JAとしてこうした産品を使ったスイーツがなかったことから、那須町のホテルエピナール那須の菅井慎三(すがいしんぞう)総料理長の監修を受け開発した。

 スイーツは、完熟イチゴの温かいソースをアイスに掛けた「いちごのアフォガート」と、温かいナシにアイスをのせた「和梨のホットコンポート」。アフォガートは熱くて酸味のあるソースとアイスが調和し、ホットコンポートは煮たナシの食感が楽しめるという。

 産地ならではの強みを生かした。材料は現在収穫される完熟なつおとめ。一般に流通時間を想定し「早採り」するイチゴと異なり濃厚な味わい。ナシも多く生産されることから、常に味の良い実を使えるという。

 2種セット500円(税込み)で提供。8月初めからこれまでに約200票の投票があり、得票は半々という。勝った方を定番商品として販売する一方、担当者は「負けた方も『準グランプリ』としてイベントなどで売り込む」と話した。

 (問)同直売所0285・81・1141。

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