太鼓の音、みこし渡御 真壁祇園祭
茨城新聞
2018年7月24日
「真壁祇園祭」が23日、桜川市真壁地区で始まった。初日はみこしの渡御が行われ、五所駒瀧神社(同市真壁町山尾)からみこしが出発。国の重要伝統的建造物群保存地区となっている歴史的な町内を歩き、真壁伝承館隣の御仮屋(おかりや)に到着した。祭りは26日まで続く。
創建千年を超える同神社の例祭で、400年の歴史があり、国の無形民俗文化財に選択されている。
23日午後4時、みこしは同神社を出発。太鼓の音を響かせ、高張ちょうちんを持つ若衆を先頭に、宮司や正装した世話人らが続いた。うだるような暑さの中、休憩しながら御仮屋を目指した。
24、25両日の最大の見どころは、夜の山車の引き回し。華やかに飾られた4台の山車が真壁の町並みを練り歩く。最終日の26日は、みこしが御仮屋から町内を巡り、同神社に還御(かんぎょ)する。
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