人気高まる「ちから」スポット 塩谷の岩戸別神社
下野新聞
2017年12月18日
【塩谷】船生の岩戸別(いわとわけ)神社が、「力」のパワースポットとして人気が高まっている。神社の主祭神は天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)。和気達郎(わきたつろう)宮司(68)は「力の神を祭っている。口コミなどから、県外からの参拝客が増えているようだ」と説明している。
神社の始まりは810年で、境内には不動岩(力石)や乗ることで力が得られるとされる天地石がある。社殿の周りは樹齢150年を超えるスギの木などで囲まれ、「十二の干支(えと)杉」や「縁結び杉」もある。
神社全体がパワースポットとされ、神体を祭る本殿と不動岩、天地石の3カ所を巡る人が多いという。境内では「力」と記されたお守りも取り扱っている。
参拝者数の統計はないが、和気宮司は「正月の参拝客が年々増えている。平日でも県外ナンバーの車が訪れている」と最近の傾向を語る。若者の姿も見掛けるといい、「参拝に来ることで少しでも癒やされてほしい」と話している。
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