お茶風味の菓子いかが 五浦美術館、茨城大生が考案

茨城新聞
2017年11月22日

北茨城市大津町の県天心記念五浦美術館は開館20周年記念「龍を描く-天地の気」展(26日まで)で茨城大の「日本一つながる学食プロジェクト」のメンバー12人が企画考案したお土産品を販売している。

土産品はお茶の味と香り豊かな焼き菓子・フィナンシェ「りゅうなんしぇ」。商品化には同大で食堂の業務を受託している外食産業の坂東太郎(古河市高野、青谷英将社長)が協力している。

プロジェクトチームによると、県の食材を使うことにこだわり、岡倉天心の「茶の本」に発想を得て、奥久慈茶と猿島茶を取り入れたという。メンバーの2年、佐久間瑠さん(20)と千葉綾馬さん(21)は「購入者のことを考え、甘さやお茶の風味について何度も試作を重ねた。商品が完成した時はうれしかった」「多くの人が茨城の食材を介して、つながってほしい」などと話していた。

同館の企画展終了後は同大学水戸キャンパスの学生会館食堂で購入可能。1箱5個入り600円(税抜き)。

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