戦国の町娘姿でもてなし 11、12日えびす講 地元高校生が協力 沼田

上毛新聞
2017年11月8日

沼田市中心商店街で11、12の両日に開かれる恒例の「沼田えびす講」(沼田商工会議所主催)に、飲食ブースなどを並べる「ぬまた楽市」が初めて設置される。利根実業高の女子生徒が戦国時代の町娘に扮(ふん)し、来場者をもてなす。
下之町商店街振興組合がテラス沼田東側の御馬出し通りで実施する。地元高校生と商店街が交流を図り、郷土への関心を高めてもらう。同時開催される上州沼田真田まつりの雰囲気づくりも狙いとしている。
女子生徒は各日複数人が参加。地元住民も忍者や侍姿で盛り上げる。担当の樋之口武志さん(46)は「(沼田城主の)真田信之がたてた市の跡に当たる商店街で、真田の時代にやってきたと思えるぐらいの演出をしたい」と意気込む。
共に同校2年の稲岡あみさんは「今まで以上に沼田を知る機会にしたい」、高橋理瑚さんは「お客さんを楽しませるために頑張りたい」と話している。
えびす講は両日とも午前10時~午後5時。同組合は楽市会場で受け付ける、賞品をもらえる謎解きゲームも実施する。

 

【写真】戦国時代の町娘に扮して来場を呼び掛ける女子生徒ら

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