山車14台、迫力の巡行 潮来祇園祭礼、6日まで

茨城新聞
2017年8月5日

800年以上の歴史を誇る潮来市潮来の素鵞熊野(そがくまの)神社の例大祭「潮来祇園祭礼」が4日、同市内で始まった。巨大な人形の乗った山車14台の迫力ある巡行や、芸座連による軽やかな潮来ばやしの音色などで、市内は熱気に包まれている。6日まで。

初日は同神社での獅子舞奉納と2基のみこしが出御する「お浜下り」で開始。各町内で山車の乱曳(ひ)きも行われ、子どもから大人まで、色鮮やかな法被姿で威勢良い掛け声を響かせながら山車を曳いていた。中日は山車の合同曳きや総踊り、最終日は山車の乱曳きや同神社にみこしが還御する「お山上り」が行われる。

同祭礼では今回から、スマートフォンなどで全ての山車の現在位置を把握できる衛星利用測位システム(GPS)が導入され、端末を片手に祭礼を楽しむ人々の姿も見られた。

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