バラやヒマワリ 植物精緻に描く 水戸でボタニカルアート展 茨城

茨城新聞
2025年7月31日

植物などを精緻に描いたボタニカルアート展が、茨城県水戸市小吹町の市植物公園で開かれている。同公園を拠点に活動する「ボタニカルアート同好会」の会員が描いた夏の花やバラなど約40点が展示され、訪れた家族連れを楽しませている。同展は8月17日まで。

同好会は毎年、会員一人一人が個性あふれる作品を発表。今展のテーマは「夏の花とローズガーデン」。会場にはヒマワリやハイビスカスなどをはじめ、バラや食虫植物の色や形、美しさを正確に表現した作品が並ぶ。

同県那珂市の会社員、田口祐蔵さん(40)は「繊細。写真のようだ」と見入っていた。同園の広報担当者は「絵を見た後、園内の植物を見ていただけたら、きちんと描かれているのが分かる」と語った。同公園は8月11日まで入園無料。月曜休園。