栃木県に“まだ知られていない”ひまわりの名所 見頃を迎えて無料開放「丈は短いがきれいに」
下野新聞
2025年8月8日

栃木県鹿沼市茂呂の鹿沼市公設地方卸売市場南側約100mにある農地で、約8000本のヒマワリが咲き始めている。中学教諭の野中定男さん(65)が実家の畑約3500㎡で育て、15日まで無料開放している。
東日本大震災で被災した宮城県山元町のヒマワリ畑を参考に、2023年から夏場に開放している。「震災の記憶を風化させない」との願いを込めて6月、約30人のボランティアと種をまいた。
7月30日には西側の区画が見頃を迎えた。8月中旬まで楽しめる見込み。野中さんは「水が不足しているのか、丈は短いがきれいに咲いた。楽しみながら震災にも思いをはせてほしい」と話した。
午前6時~午後6時。市公設市場などの駐車場を利用できる。
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