宇都宮市中心部の知る人ぞ知るオアシス「宮の泉」拡大中 冷たくて美味しい水が無料で…

栃木県宇都宮市の給水スポット「宮の泉」が、うつのみや表参道スクエア(馬場通り4丁目)の正面入り口に設置された。馬場通り1丁目の市若者まちなか活動・交流センター(二荒テラス)内にも、簡易版給水スポット「宮の泉ミニ」が登場。いずれも利用は無料で、夏本番となる中、水分補給に活用したい。
宮の泉は「水道水のおいしいまち」である宇都宮をPRしようと、市が企画した。設置は2022年のライトキューブ宇都宮、24年の江野町のオリオンスクエアに続き、3カ所目。マイボトルなどを持参して給水する仕組みで、ペットボトル削減も啓発する。
今回、設置された宮の泉は、オリオンスクエアと同様、小型の自動販売機のような箱型(高さ1.6m、幅と奥行きは各60cm)。水色を基調に、バスケットボール選手もデザインされている。毎年4月に開催されている3人制バスケットボールの「FIBA3x3ワールドツアー宇都宮オープナー」の会場に隣接していることにちなんだという。
利用時間は午前7時~午後8時。夏季は水道水がおいしいとされる10度ほどに冷やして提供される。市上下水道局経営企画課は「ふるさと宮まつりなど暑い夏のイベントの際、冷たくておいしい水道水をぜひ飲んでください」としている。
また二荒テラスの宮の泉ミニは、ペダルを踏んだり、ボタンを押したりして水が出る仕組み。直接またはマイボトルなどに給水して飲む。利用時間は二荒テラスの開館時間に準じる。
宮の泉は大谷町の大谷コネクトにも設置され、8月2日に供用開始となる予定。外観は大谷地区の名産である大谷石を活用したデザインとなる。
⇒オリオンスクエアに設置されている無料給水スポット「宮の泉」
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