「里沼リゾート Hotel KOMORINU」として4月11日再スタート　旧つつじが岡パークイン　群馬・館林市

群馬県館林市が改装を進めている宿泊施設のサイクリングターミナル（旧つつじが岡パークイン、花山町）について、市は19日、営業を4月11日に再開すると発表した。名称は「里沼リゾート　Hotel　KOMORINU（ホテルコモリヌ）」とし、今月20日に施設のホームページ（https://www.hotel-komorinu.com/）を開設する。

市つつじのまち観光課によると、客室を和室から洋室に改装。宿泊できるトレーラーキャビン2台を新設する。公衆浴場やレストランも備える。近く予約の受け付けを始める。

名称は同市の日本遺産「里沼」を構成する沼が古代・万葉の時代に「隠沼（こもりぬ）」と呼ばれ、草木に囲まれひっそりとしたたたずまいを持っていたことに由来し、沼辺の非日常空間をイメージした。

サイクリングターミナルは城沼に隣接し、2017年4月に営業を停止。景観を生かした宿泊施設として市民から再開を求める声が強く、市は指定管理者制度による再開を進めていた。

多田善洋市長は「名物のツツジの季節に間に合わせることができた。観光拠点として交流人口増につなげたい」と述べた。