栃木、福島、茨城の八溝エリアの観光地を巡って 景品に応募できるスタンプラリーが始まる

下野新聞
2024年1月13日

栃木、福島、茨城3県8市町でつくる「八溝山周辺地域定住自立圏推進協議会」は10日、圏域内を巡るドライブスタンプラリーを始めた。各地の地域資源などに触れてもらうことで、地域の魅力をアピールし、交流促進や特産品などの販路拡大を図る。スタンプの取得数に応じ、温泉宿泊券などの景品を用意する。

自立圏は栃木県の大田原、那須塩原、那須、那珂川の4市町のほか、福島県の棚倉、矢祭、塙の3町と茨城県大子町。スタンプラリーは、県境などこれまでの枠組みにとらわれない連携で、圏域の活力維持、定住促進などを目指す協議会の取り組みの一環だ。

スタンプポイントは各市町3カ所の計24カ所に設ける。大田原は国指定史跡下侍塚古墳、那須塩原が回顧の滝、那須なら殺生石、那珂川は鷲子山上神社といった場所。棚倉は棚倉城跡、矢祭が「あゆのつり橋」、塙が風呂山公園、大子が常陸大子駅前SLなどだ。

八溝山周辺を巡るドライブスタンプラリー」の特設サイトからスマートフォンで参加できる。サイトにはスタンプポイントの紹介のほか、各市町の観光情報や特産品なども掲載されている。スタンプは各ポイントで衛星利用測位システム(GPS)を使って取得する。

スタンプラリーは2月末まで。景品はスタンプ12個を取得すると応募できるA賞が那須温泉などの宿泊券(5万円相当)で、5人に当たる。スタンプ6個で1万円相当の各市町特産品詰め合わせに、3個で5千円相当の詰め合わせに応募できる。当選者はいずれも20人。

(問)大田原市商工観光課0287・23・3145。

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