首都圏から近い“温泉大国”の栃木県 鬼怒川、塩原、那須…栃木県民が最も推している温泉地はどこ?
関東では最多ともいわれる源泉数を誇る“温泉大国”の栃木県。全国的に有名な温泉地も数多く存在するが、その中でも、栃木県民が最も好きな温泉地はどこなのか-。県内外から訪れる観光客の参考になればと、下野新聞社の新たなデジタルサービス「とちぽ」では温泉に関するアンケートを行った。
アンケートは10月27日~12月5日、「とちぽ」のLINEアカウント上で実施し、1007人が回答した。
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まず、環境に恵まれた栃木県民は、どれぐらいの頻度で温泉を訪れているのか。「1年に1回程度」が24.3%で最も多く、「ほとんど行くことがない」も24.1%とほぼ同割合。“温泉大国”としてはやや意外な結果となったが、「2~3カ月に1回程度」以上の頻度で行く人も合計で32.6%を占め、温泉愛好者が多く存在していることも示した。
では、「県内で一番好きな温泉地」として名前が挙がるのはどこなのか。1位に輝いたのは、箱根や熱海と並ぶ“東京の奥座敷”とも呼ばれてきた「鬼怒川温泉」。2位に開湯1200年超の歴史を誇る「塩原温泉」、3位には那須岳の山腹に点在する「那須温泉」と、有名温泉地の名前が並んだ。
トップ10の顔ぶれを見ると、日光、那須の両エリアが大半を占め、温泉地としての底堅い人気を示した格好。両エリアを除く最上位の4位には、泉質の良さから“日本三大美肌の湯”としてPRしている「喜連川温泉」が食い込んだ。
アンケート上位10カ所は以下の通り。
①鬼怒川温泉(日光市)
②塩原温泉(那須塩原市)
③那須温泉(那須町)
④喜連川温泉(さくら市)
⑤湯西川温泉(日光市)
➅奥日光湯元温泉(日光市)
⑦日光温泉(日光市)
➇那須湯本温泉(那須町)
⑨川治温泉(日光市)
⑨馬頭温泉(那珂川町)
温泉地を選ぶときの理由では、「アクセスがいい」が27.2%で最多。「好きな温泉がある」が22.4%、「効能」が18.5%、「雰囲気がいい」が14.4%で続いた。
日帰り派と宿泊派の割合は、「日帰りで行くことが多い」とした日帰り派が55.1%で過半数。温泉が身近にあるためか、「温泉地に宿泊することが多い」(44.9%)とした宿泊派を上回る結果となった。
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なお、無作為抽出で民意を把握する世論調査ではありません。