京成百貨店に和食店 昭和時代を意識 茨城・水戸 長寿荘が開設

茨城新聞
2024年1月9日

地産食材にこだわる和食の新店舗「かまど飯・酒肴『米寿』はなれ」が、茨城県水戸市泉町の京成百貨店9階のレストラン街にオープンした。

同店はホテルクリスタルパレスなどを運営する長寿荘(同県ひたちなか市、海野泰司社長)が開設。JR勝田駅東口のホテル「テラスイン勝田」の和食店「米寿」の2号店で、昭和時代を主なコンセプトに、地産地消を軸にしたレストランとなっている。

五つ星お米マイスターが厳選したコメを土鍋でじっくりと炊き上げて提供するのが特徴。厳選された地元の素材だけにこだわり、鮮魚のわら焼きや干物の焼き魚などの各種御膳のほか、牛タンの備長炭あぶり焼きや県産豚かつとじ御膳などもある。

店内の延べ床面積は約297平方メートル。座席数は70席。海野社長は「ここは人が多く集まる施設や観光名所のあるポテンシャルの高い地域。多くの方々に利用してもらいたい」と話した。

当面はランチタイム(午前11時~午後3時、ラストオーダー同2時半)のみの営業で、1月中旬ごろから夜の部を開始する予定。