「愛」テーマ 短編上映 伊勢崎映画祭 赤井さん(東京)グランプリ

上毛新聞
2017年3月1日

伊勢崎市のスマーク伊勢崎内の複合映画館「プレビ劇場ISESAKI」(宮内和士総支配人)は26日、短編映画を上映審査する「第7回伊勢崎映画祭~未来に残す宝~」を開き、赤井宏次さん(37)=東京都新宿区=が監督を務めた作品「明日への約束」がグランプリに輝いた。

同作品は、病床に伏した母親が娘に守ってほしい約束を「宿題」として伝える、親子の絆を描いた物語。赤井さんは映像ディレクターの仕事の傍ら、休日を利用して制作したという。「もともとは映画監督になりたかった。作品を認めてもらえて夢がかなった気分」と受賞を喜んだ。
映画祭は、作家に発表の機会を提供し、地域から映像文化を発信しようと毎年開催している。作品は15分以内で、今回のテーマは「愛」。全国から応募のあった約50作品のうち、1次審査を通過した8本を上映し、審査した。
特別招待作品「tig☆hugちぐはぐ」を上映し、渡辺喜子監督と主演の平野貴大さんによるトークショーも開かれた。

 

【写真】グランプリを受賞した赤井さん(中列右から3番目)ら

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