<栃木・県南グルメ>らーめん葉月(野木)胡麻ラーメン ごまの風味と中太の自家製麺がマッチ

下野新聞
2023年10月29日

昨年11月の開店から1年足らずだが、あっさりで飽きのこない佐野ラーメンが評判を呼び、昼時は多くの人でにぎわう。

店主の森田真五さん(42)は複数のラーメン店で20年近い勤務を経て、念願の開店を果たした。お薦めの「胡麻(ごま)ラーメン」(780円)は、修業先の栃木市の佐野ラーメン店でメニューだったものをアレンジした。

練りごまに豆乳などを合わせた特製だれとしょうゆだれに、鶏がら、豚がら、香味野菜などで取ったスープを加える。豚骨ラーメンに近い見た目だが、一口すするとごまの風味が広がる。程よくウエーブがかかった中太の自家製麺にもマッチする。

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定番のしょうゆ味の「ラーメン」(700円)、自家製で大ぶりの「餃子」(5個430円、3個270円)も人気だ。サイドメニューの「おつまみチャーシュー」(500円)、「豚の角煮」(450円)はテイクアウトも多い。

ファミリー層や女性も入りやすいよう、清潔感ある店内を心がけている。小学3年生以下にはおもちゃのプレゼントも。

「『おいしかったよ』の一言が励みになります」と森田さん。地域に愛される店を目指し、精進の日々が続く。

▼メモ 栃木県野木町友沼894。午前11時~午後3時、同5~8時半(ラストオーダーは各30分前)。月曜定休。(問)050・8884・8794。

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