単品オーダーに変更 茨城県北銘柄肉で新メニュー 道の駅ひたちおおたレストラン

茨城新聞
2023年9月23日

茨城県常陸太田市下河合町の「道の駅ひたちおおた」内のレストラン「ShunSai」は、オープン当初からのビュッフェ形式を単品から選べる注文形式に変更した。瑞穂牛や橅豚(ぶなぶた)など県北地域の銘柄肉を使用した新メニューも考案。同店は「ここでしか味わえないオリジナルのメニューを楽しんでほしい」とアピールしている。

これまでのビュッフェ形式は定額でメインの肉や魚料理、パスタを選び、野菜や飲み物などを自由に選んだ。リニューアルではコロナ禍を経て安全安心で、「出来たて、焼きたての一押しの料理をじっくり味わってもらおう」と変更に踏み切った。メイン料理を単品で注文し、サラダバーやドリンクバーを追加する方式とした。

新メニューの「みずほ牛100% ハンバーグステーキ」(1640円)は、常陸大宮市の農場で生まれた子牛から出荷まで育てる一貫生産の国産牛を使ったハンバーグ。さらに常陸太田市の「ひたちおおたチーズ工房」のモッツァレラチーズを添えて、2種類のソースを用意した。

「ぶな豚Vegeプレート」(1280円)は、じっくりと時間をかけて焼き上げた特製ローストポークをご飯にのせて新鮮な野菜と一緒に味わうヘルシーメニューだ。

キッズプレート(880円)も用意。バンズに瑞穂牛100%ハンバーグとレタスやトマトなど好きな具材を自分で挟んでハンバーガーを作って食べられる。

前沢和成シェフは「やわらかさを重点に置いて牛肉の風味を出した。人気のチーズはピュアな味で相性がいい。手作りのオリジナルのソースを季節ごとに考案していきたい」とPR。同レストランは「野菜生産者から旬の情報を得ている畑に近いレストラン。地元の特産品を味わってほしい」としている。