「蝶々夫人」を上演、迫力ある歌と演技で情感豊かに 群馬・前橋市

上毛新聞
2023年8月31日

オペラ「蝶々夫人」が27日、群馬県前橋市のベイシア文化ホール(県民会館)で上演された。国内最古のオペラ団体、藤原歌劇団が迫力ある歌と演技で、夫の帰りをいちずに待つ蝶々の悲哀を情感豊かに表現した。

明治期の長崎で、米海軍士官と結婚した芸者の蝶々が、帰国した夫を子どもと共に待ち続ける物語。挙式の場面では着物に身を包んだ出演者ら総勢30人以上が舞台を彩り、観客を魅了した。

公演は文化庁が支援する「グランドオペラフェスティバル」の一環で、日本オペラ振興会などが主催した。

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