「群馬の人に見てほしい」 朔太郎記念の映画「天上の花」 来月の全国公開へ監督会見 群馬・前橋市 

上毛新聞
2022年11月26日

詩人の三好達治と、萩原朔太郎の妹をモデルにした慶子の愛憎を描く映画「天上の花」の片嶋一貴監督と寺脇研プロデューサーが15日、来月からの全国公開に向けて群馬県庁で記者会見した。片嶋監督は「製作初期のころ、前橋文学館を訪れてインスピレーションをもらった。前橋、高崎、群馬の方々にぜひ見てもらいたい」と呼びかけた。

12月9日から全国で順次公開され、群馬県内では1月7日から前橋シネマハウス(前橋市)、1月20日からシネマテークたかさき(高崎市)で公開される。

朔太郎没後80年の今年は全国の文学館などが一斉に企画展を行う「萩原朔太郎大全」が開かれており、作品はその記念映画。原作は朔太郎の長女で小説家の故萩原葉子さんの小説「天上の花―三好達治抄―」で、三好役は東出昌大さん、朔太郎は名バイプレーヤーとして知られる吹越満さんが演じる。

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