平和な世界に…川面を照らした3000の願い 栃木・真岡で恒例の灯ろう流し

下野新聞
2023年8月17日

終戦の日の15日夜、恒例の「真岡の灯ろう流し」が栃木県真岡市中心部の行屋川水辺公園で行われた。「安らかに」「世界平和」などとしたためられた灯籠約3千個が川面を照らした。

戦没者や先祖の供養、平和を願う行事として、真岡商工会議所青年部が毎年実施している。

午後6時になると、会場にはかがり火がたかれ、幻想的な雰囲気となった。参加者はそれぞれの願いを記した灯籠を川面に浮かべ、川沿いを歩きながら、ろうそくの明かりを揺らして漂う灯籠を眺めた。

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