大相撲冬巡業「とちぎ場所」栃木市で12月開催へ 枝川親方「お相撲さんと触れ合って」

下野新聞
2023年8月7日

大相撲の冬巡業「とちぎ場所」が12月24日に栃木市西方町本郷の関東ホーチキにしかた体育館で開かれることが決定した。栃木市内での巡業開催は2009年以来14年ぶり。

「とちぎ場所」は20年4月に市合併10周年記念として開催予定だったが、新型コロナウイルスの流行が始まり、直前に延期となっていた。今回は県誕生150年記念として開催する。横綱、大関以下の力士や関係者総勢200人近くが来市し、迫力ある取組や土俵入りを披露する。

日本相撲協会巡業部の枝川親方(元幕内蒼樹山)や大鳴戸親方(元大関出島)、木村輝幸勧進元ら実行委員会が2日、市役所に大川秀子市長を訪ね、開催を報告した。枝川親方は「巡業はお相撲さんとの触れ合いも魅力の一つ。ぜひ会場に足を運んで触れ合ってほしい」と呼びかけた。

大川市長は「県誕生150年の年に開催できて市としても市民としてもうれしい」と語った。チケットは9月9日から同体育館で発売する。(問)実行委0282・30・1290。