ゴルフ場でふるさと納税 茨城・常陸太田市 返礼はクーポン券

茨城新聞
2023年7月18日

茨城県常陸太田市は、タブレット端末を使ってゴルフ場で利用できる現地決済型のふるさと納税制度を茨城県内で初めて導入した。その場で納税ができ、プレー代や宿泊代に使用できるクーポン券を返礼品として受け取れる仕組み。導入コストがほぼかからず、ふるさと納税の強化、拡充を図る。

市内のゴルフ場のフロントなどに設置したタブレット端末から、プレーヤーが端末に氏名や住所などの必要事項を入力すれば、クレジット決済で納税できる。返礼品としてクーポンを発行し、その日のプレー代などに充てることができる。残ったクーポンは後日の利用も可能だ。納税証明書は後日郵送される。

同日運用開始したのは、金砂郷カントリークラブ(CC、中利員町)と日立高鈴ゴルフ倶楽部(白羽町)。金砂郷CCでは設置後、フロントスタッフにシステムを開発した「アステナミネルヴァ」(石川・珠洲市)のスタッフが取り扱い方法などの説明を行った。

高柿静支配人は「行政にできるだけ協力して地場産品を含めて盛り上げていきたい。いろんな形でPRをし、来場者に上手に活用してもらえれば」と話した。 13日には茨城ロイヤルカントリークラブ(増井町)とスパ&ゴルフリゾート久慈(岩手町)で開始し、グランドスラムカントリークラブ(田渡町)は今月中に運用を予定。新・西山荘カントリークラブ(下大門町)は調整中という。

同様の端末は、金砂ふるさと体験交流施設「かなさ笑楽校」(下宮河内町)にも設置。クーポンが宿泊代や体験料などに充当できる。

市は同納税目標額を1千万円に設定。宮田達男市長は「このシステムで苦戦している市のふるさと納税アップに挑戦したい」と期待する。