夜通し歩き100キロに挑戦　ニューイヤー駅伝（群馬）のコースに549人

元日に開催される全日本実業団対抗駅伝競走大会（ニューイヤー駅伝）のコースを最大28時間かけて歩く「第12回ぐんま100㎞ウォーク」（同実行委員会主催）が13日、群馬県の前橋市役所前を発着点に始まった。県内外から参加した549人が夜通し歩き続け、14日午後1時までの完歩を目標に歩を進めた＝写真。

初めて参加した中嶋智昭さん（53）＝高崎市＝は「100キロの距離を体感してみたい。完歩を目指す」と意気込んだ。女性参加者の中で最高齢の山田利子さん（78）＝埼玉県上尾市＝は8回目の挑戦を前に「毎回完歩している。時間は長いが頑張りたい」と笑顔を見せた。

完歩者が400人を超えると歩行距離の合計が地球一周分に匹敵するため、本年は「地球」をテーマに掲げた。開催前にコースのごみ拾いやマイボトルの持参を呼びかけるなど、環境に配慮した運営を実践した。