発電量や消費カロリーも見える自転車　道の駅　まえばし赤城でレンタル

前橋観光コンベンション協会と太陽誘電（東京都）は6日、群馬県前橋市田口町の道の駅まえばし赤城で、アプリと連携して活動量などが分かるレンタサイクルサービスを始めた。走らせることで発電する回生電動アシスト自転車と付属端末のアプリが連動し、発電量や消費カロリー、走行コースなどを確認できる。データは県と市に提供され、自転車による観光促進やまちづくりに活用される。

アプリは、同社と都内のソフトウエア会社「イーフォース」が共同開発。自転車は衛星利用測位システム（GPS）などを搭載したIoT（モノのインターネット）ユニットを装着している。

同日に発表会が開かれ、企業や市の職員ら関係者約30人が参加。道の駅構内で試乗した参加者は、自転車に備え付けた端末のQRコードからデータを読み取り、自分のスマートフォンで活動量などを確認していた。

アプリと連動したレンタサイクルは10台。利用料は2時間1500円、1日3千円。問い合わせは道の駅まえばし赤城観光案内所（027-212-0082）へ。