栃木・益子で「春の陶器市」始まる GW終了まで開催、初日の来場者数は5万3000人
下野新聞
2023年5月1日
ゴールデンウイーク初日の29日、栃木県益子町で恒例の「春の陶器市」が始まった。晴天の下、城内坂や道祖土(さやど)地区を中心に朝から大勢の人でにぎわった。5月7日まで。
陶器市は春と秋の年2回開かれ今回は107回目。会場周辺には約50の陶器などの販売店があるほか、約600のテントが所狭しと立ち並ぶ。訪れた人は作家と会話するなどし、器や皿などを品定めしていた。
昨年の春と秋は新型コロナウイルス感染対策として検温ステーションを設置するなどしたが、今回は設置せず、来場者による自主的な対策を求めている。
町観光協会によると、初日の来場者は約5万3千人。コロナ禍前は毎年訪れていたという東京都、会社員宮澤和彦さん(69)、妻みどりさん(69)は「人が多いのでびっくりした。若手作家の作品が目を引くようになった」と声をそろえた。