西ノ内和紙の茨城県民手帳3種 限定で紫・緑・青色
茨城新聞
2021年11月29日
茨城県常陸大宮市産の県伝統工芸品、西ノ内和紙を表紙に使った2022年度版の「県民手帳」の販売が始まった。同和紙の使用は21年度版から開始。22年度版では、紙をすく過程で水を落として模様を付けた「落水(らくすい)和紙」を使用している。
表紙は3種類あり、それぞれの色合いと模様からイメージする名前が付く。標準判(横8.2センチ、縦13.9センチ)は、紫色の「紫陽花(あじさい)」と緑色の「奥久慈の新緑」の2種類あり、各色1750冊限定で660円。デスク判(横14.9センチ、縦21.0センチ)は青色の「袋田の滝」のみで、500冊限定、1210円。
県統計協会の担当者は「幅広い年齢、男女問わず親しんでもらえる和紙を選んだ。多くの人に楽しんで使ってほしい」と話す。県内の書店などで購入できる。