“おらがまち”PR 筑西市、浅草に出店

茨城新聞
2015年12月15日

東京・浅草に17日オープンする商業施設「まるごとにっぽん」に筑西市が地元特産品の販売や観光PRのブースを出店する。都内にアンテナショップを出すのは市町村レベルでは難しいが、低コストで情報発信できるのが特徴。全国17市町村がお目見えし、県内では同市のみ。創意工夫をして“おらがまち”をアピールする。

「まるごとにっぽん」はホテルなどが入る東京楽天地浅草ビル(地上13階)の1~4階部分。3階の「【Event space】おすすめふるさと」に設けられた各ブースに17市町村の特産品や観光パンフレットが並べられ、特産品は集中レジで購入できる。賃貸料は月額15万~20万円で、契約は1年間。施設側が初期費用や人件費を負担するという。

同市商工観光課は「市独自の企画展やイベントも実施していきたい」としている。17市町村は同市のほか、栃木県足利市や宮城県女川町、高知市など。

運営会社の小笠原功社長は「各市町村ともぜひ東京でPRを競争してほしい」と話す。

施設では全国各地の飲食店や生活雑貨、食品などを販売する。

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