ベイシアが高崎、太田に今秋出店 群馬県内で5年ぶりの新店舗
スーパー大手のベイシア(群馬県前橋市亀里町、相木孝仁社長)が今秋、高崎市倉賀野町と太田市丸山町に相次いで新規出店することが25日、分かった。太田市の新店は同グループのカインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長)のテナントとして営業する。県内のベイシアの新規出店は2018年6月の「前橋小島田店」(前橋市)以来5年ぶりで、同社は今後出店攻勢を強める。
同社が大規模小売店舗立地法に基づき県に提出した「新設届出書」によると、高崎市の新店「高崎倉賀野店」は10月18日に開業予定で、店舗面積は約3600平方メートル。
JR高崎線倉賀野駅から東に約1.2キロの場所で、パチンコホール「ACT倉賀野ジャンボ」の撤退後、現在は更地になっている。西隣にはドラッグストア「ディスカウントドラッグコスモス倉賀野店」がある。
一方、太田市の新店「(仮称)カインズ太田丸山SC」は11月1日開業予定。店舗面積は約1万1500平方メートルで、そのうちカインズが約8000平方メートル、ベイシアが約2300平方メートル。他にも数店テナントが入る。1日8520人の来店を見込んでいる。
同SCは国道50号、122号沿いの田畑を造成する。北関東道太田桐生インターチェンジから北に約2キロほどとアクセスが良い。渡良瀬川を挟んで栃木県足利市に近く、県外からの来店も見込まれる。
昨年、同社社長に就任した相木氏は、今後の店舗展開について「ここ数年はあえて大型出店せずに既存店を磨き上げてきた」とし、今後は新規出店を進めると明言していた。
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