御用邸彩るつるしびな きょうから日光で展示

下野新聞
2023年2月11日

大正天皇の静養地だった日光市本町の日光田母沢御用邸記念公園で11日、桃の節句に合わせた恒例の「つるしびな飾り」の展示が始まる。3月5日まで。

展示会場は1階の「皇后御座所」「御寝室」「皇后前室」「呉服棚」の4室。地元のちりめん細工教室「まゆ」の生徒らが手掛けたつるしびななど約40点を飾った。愛らしい色とりどりの作品が並び、御用邸を華やかに彩っている。

このほか、御用邸入り口近くにはひな飾りも展示している。

同公園管理事務所の江連隆(えづれたかし)所長(63)は「御用邸の雰囲気や景色と一緒に、桃の節句の展示を楽しんでほしい」と話した。