新春の芳賀路 ＳＬ出発　 真岡鉄道、今年初運行

真岡鉄道と真岡線ＳＬ運行協議会は７日、恒例のＳＬ新年号を運行した。「謹賀新年」と書かれたヘッドマークと日章旗を掲げたＳＬ「Ｃ１２形６６号」が冬晴れの下、汽笛を響かせながら芳賀路を疾走した。

今年最初のＳＬ運行日で、駅や沿線には多くの家族連れや鉄道ファンの姿が見られた。お年玉企画として、乗客には沿線市町の名菓がプレゼントされた。

写真撮影に真岡駅を訪れた茨城県坂東市岩井、会社員中野総太（なかのそうた）さん（２４）は「今年も運行が始まってうれしい。１年間安全に走り切ってほしい」と願った。

新年号は８日も運行する。ＳＬは１６日から３月３日まで、車両の定期検査のため運休する予定。